japan-tama’s diary

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雨にぬれる

小雨だったら傘を差さないし、

大降りだったら傘を差しても肩や足元は濡れる。

また今日も雨にぬれる。

 

それでも、あの人が貸してくれた傘のぬくもりを感じている。

 

いま、どうしてる?

 

日々は過ぎ、あの人の記憶が薄れていくことを恐れる。

声、笑っている顔、泣いている顔、しぐさ...

形に残るものは、わずかな文章と数枚の写真。

 

あの日々は幻だったのか?

 

街行く人に、電車の車両に、あの人の姿を探す。