japan-tama’s diary

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「君の膵臓を食べたい」 感想文2

昨日感想を書きましたが、あまり感想文になっていなかったので、再度書きます。

 

japan-tama.hatenablog.com

 

始まらない愛、すれ違いの愛、満たされない愛、突然の愛、燃え盛る愛、古ぼけてしまった愛、終わってしまった愛、心の片隅の愛、色々な愛を思いました。

愛は永遠ではなく、いまこの状態にあってこそ。

そんなものは本当の愛ではないと思いますか?

限られた時間の中で、偶然出会ったはずの人たちを愛おしく思える。

それが生きている証しなのでしょう。

川の水がいつかは海に流れ着くように、命も流されて流されて終わりを迎えます。

赤ちゃんも、少女も、青年も、おっさんも、おばさんも、ご老人も、時間がたてばいつか死ぬのです。

若いからってうらやんだり馬鹿にすることはない、いつか自分が通ってきた道を。

歳を取っているからって、あざけったり遠ざけることもない、いつか自分が通る道。

時間の前にはみな平等、貧しいとか金持ちとか病気とか健康とか全く関係なく。

わかっていても、いつまでも生きているようにふるまう愚かさを笑えないけど、伝えたいことを伝えず死にたくはないです。

というようなことを、つらつらと思いました。

またコミュニケーション障害について思い出したことや感想もありますが、今日の記事はここまでとします。