一瞬にすぎてしまう一日。
これを365日重ねて、さらにそれを数十回繰り返せば必ず終末へ。
あまりの刹那に唖然とする夜もあれば、それで労苦から解放されるという救いを見る日もある。
平均寿命を生きられる保証もない。
だから会いたい人に会うのだ。
今を一生懸命生きるのだ。
歳を取ることを恐れないのだ。
格好をつけようもない余裕の無さが残念だが、もう無用な気構えは時間を無駄にする。
何を成し遂げ、何を成し遂げなかったか。
生き続けてきたことで、少なくとも何かは成してきたのだろう。
とかく自分のことは見えにくい。