大学時代に登山をするようになって、新田次郎の著作を読むようになった。
没年が1980年なので読み始めたころには、すでに亡くなられていた。
多くの山に関する著作を読んだが、その中で一番心に残ったのが「孤高の人」だった。
現代の軽薄に利を求める社会の風潮に反して、主人公の無骨な生き方を近しく思った。
新田 次郎(にった じろう、本名:藤原 寛人(ふじわら ひろと)、1912年6月6日 - 1980年2月15日)は、日本の小説家、気象学者。神田電機学校(現:東京電機大学)卒業。
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