お子さん二人(娘さん息子さん)のほのぼのとした写真集。
ゆったりとした時間が流れている。
二度と戻れない子供時代を思い出す。
大きくなると失われてしまう子供の無垢な輝きが見事に写真に封印されている。
大切なものを慈しむような写真と詩の数々。
15万枚の中から写真を選び、更にそこから、ストーリーに合う写真のみを選び出す。そこに詩と文とを、添える。
写真家を目指す父さんが撮った、父さんと子どもたちの、4年間のその記録。
写真は撮る側の気持ち、撮られる側のこころを、うつし出す。
夢を見ることは、大切なこと。
家族とともにあることは、普遍的なこと。
だから父さんは、君たちをうたう詩人、君たちをうつす写真家で、ありたい。