昨日は芸術フェスティバルでヴァイオリン、チェロの演奏を聴いた。
はてなブログを読ませていただいている田久保友妃さんが出演されたのだった。
ホールの音響は未だかつて聴いたことがないほど素晴らしいものだった。
(観客が少数だったので雑音もなく集中して聞こえたせいもある?)
音が直に飛び込んでくる。ブレスまではっきりわかってしまう。
田久保さんのヴァイオリンの演奏はハチャトリアンの曲。
迫力のある演奏だった。
知識も経験もないのであまりの語彙の無さが無念だが、今後演奏を味わうために知識を深めていきたいものだと思った。
ただ全く経験のないフィギュアスケートを見ていても思う事だが、演技、演奏のすごさは不思議なことに実感できるのだ。
この一年ライブはたくさん行ったが、クラシックは行ってなかった。
うーん、澄んだ明瞭な音が聴こえるのでクラシックはいい。
楽器の中では弦楽器に惹かれる。
田久保友妃さんのはてなブログの前に書かれていたamebaブログで共感した記事です。
上手く弾ける、というのは内容に無理がなく、必要な筋力とバランス感覚があり、良く身体が覚え込んでいて、楽器を持っていなくても頭の中だけでもスローモーションでもどの指がどうなってこのポイントの音程でと鮮明なイメージが出来ている状態。
チェロは人体のように大きい。
片岡あづささんのチェロの演奏(弦を走る指)が艶めかしかった。
楽器に対する向いあい方が、何らかの感情を喚起させる。
音楽家と楽器の仲は特別なものなのだろうと想像する。