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黒木渚さん ONEMAN LIVE「音楽の乱」(続)

「お帰りなさい」「ただいま」

「ただいま」「お帰りなさい」

復活ライブの渚さんは、湿っぽくなく楽しくやりたいと語っていて、ただただ楽しそうだった。

しかし強さを目指している渚さんは、ライブを迎えるのが怖かったという弱さを晒し、涙も見せた。だがそれを後の歌唱に引きずらないのはさすが。音楽活動休止中の過ごし方や当時の心境も語られていた。

 

今回のライブは、舞踏家の伊藤キムさんのダンスとの融合で、ダンスとの間合いや掛け合いなど、音楽ライブにはない新鮮さがあった。ステージ右側にはサイドステージ?もあり、渚さんの朗読を間近で見ることができた。楽曲の「骨」に合わせたダンスも皆で踊り、それが一番楽しかった。

 渚さんは詞にも繋がる奇抜な小説も書かれる。今後のステージがどうなるのか、展開が楽しみ。是非チャレンジを続けていただきたい。

セットリストの中で「ハサミ」が無かったことだけが残念。

アンコールも終わりステージ上から人が去った後も、しばらく拍手が鳴り止まなかった。

 

ただ音楽の受け手としては受け取るだけだが、送り手としての演者の生身の身体を意識した。(傷つき易く有限な生身のカラダ)本当に帰ってきてくれてありがとう。

 

記事の前半です。