japan-tama’s diary

おすすめはこちら

いつも風が吹いていた。

ある時は気づかないほどひそやかに。

ある時は猛然と。

 

雨が降り、雨がやむ。

雨は体を濡らし、喉の渇きを潤すように畑の土を湿らす。

 

強く日が差し、そして雲が流れ、日を遮る。

雲の流れはとどまることはない。

 

日を求めて植物は葉を広げ、人も動物もまた明るい方へと足を向ける。