全力を尽くせとよく言われるけどそれがいいとは限らない。
山なら下りの体力もないと遭難に結び付く。
また周りを見渡す余裕が欠け危なっかしい。
南極生活を終えこの度帰国されたみやもとやすひろさんも極地では余力を残せと言われている。
極地での活動を終えて考える (代理人更新) - 世間がもし30人の基地だったら
"計画されている仕事に100%の力を出していたら、アクシデントがあったときに対応する余力が残っていないかもしれません。そうしたら、極地では命の危険にさらされます。"
2017/03/11 18:05
努力については踏み込むことばかり強調されるが、留まること(余力を残すこと)もまた勇気なのだ。
張り詰めた糸は切れるという。
遊び(緩さ)が必要なのだ。
ただしあまりに低い限界設定は生の充実を図れないので、ある局面では全力を使い果たす心構えつもりでいるが、クールにその行動は下りの体力を伴っているかを判断することが必要だと思ってみるが、これが難しい。