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詩をつくる教室 言葉のレッスン 2回め 朝日カルチャーセンター新宿教室

11月28日(水)のことです。

1ヶ月目に引き続き、詩の実作。前回と同様、文月悠光さんの詩の朗読もあった。

前回は写真1枚だけだったが、今回は写真4枚のうちから2枚を選んでイメージから言葉を紡ぐ。イメージから言葉を引き出し、並び替えて詩にするという。だが写真そのものからの言葉だと写真に囚われてしまいどうにも言葉が固まってしまう。なので写真そのものには囚われず言葉を紡いだ。初めに引き出された言葉とは真逆の言葉の連なりとなった。また文を並び替えるまでもなく流れ出てきたものを文章として書き留めた。

最後に皆さんの詩の発表と先生による講評。何だか昔の教室の光景を思い出した。先生の言葉は自分に都合のいい言葉はすんなりと頭に入り、抵抗のある部分は聞き流している。やはり前回同様、同じ写真を見ても、各人それぞれの表現が引き出されて興味深い。自分を知るためでなく、人を知るために教室に参加するのも意義があるかもしれない。もう自分の表現を磨くというのはある意味では投げ出している。投げやりではなくて自分は自分でしかないという諦め。だが微かに「人に伝える」という言葉に希望を見た。私は「人に伝えよう」としているだろうか?