japan-tama’s diary

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月刊 「根本宗子」「紛れもなく、私が真ん中の日」 浅草九劇

昨日観てきました。

 

切符を購入してから、公演の情報を全然確認せず、根本さんが出演されないということも直前になって知った。今回のためにオーディションを受けた21人が出演。どういう舞台になるか想像もせず白紙のまま会場に行く。会場入りするとすでに女の子たちが仲良しグループに分かれて、すでに舞台上におり、遊びに興じている。席は最前列なので、距離が異常に近い。その言葉遊びを聴くともなく聴き開始時間を待つ。

ある子の声かけにより、お芝居は始まった。進行は巧み。ゲームに興じているうち、少しづつハプニングが起こり、物語は進む。謎の少女が一人誰とも絡まず、?と思っていたら、本当に謎のまま正気に戻って去っていった。中1の時の誕生会とその先の未来が同じ舞台上に入り混じって濃縮された空間。こういう演出もあるんだなと驚かされた。タイトル通り各人それぞれがその他大勢にならず場を与えられていると思った。

  昨日は観劇後、帰宅してから公演のまとめページを見ていた。出演者が多いため、そのつてによる多くの人のつながりが見れて楽しい。何度も公演も観たという方もいる。きっと多くの気づきがあるのだろう。知人に似ていて気になった方の情報もわかった。母親役のお二人の存在感も凄い。終演後、マスクをされて会場外を歩かれていたが、目だけ出ていても誰だかわかるほどだった。

演劇の余韻で、今日になって高校時代のことを思い出した。また1度だけ行った同窓会のことも。

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 過去3度の根本さんの演劇の感想の記事です。