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鬼束ちひろさん 「UNDER BABIES」Zepp Tokyo 公演  2018.6.18

30分前に会場に着き、じっと待つ。天井が高い。

今回は指定席。何度目かのZepp Tokyoだがいつもはスタンディング席。

座って聴くと落ち着いて聞けるが、ステージから遠い。いつも鬼束ちひろさんのコンサートは近くに行けない。ファンクラブに入ったほうがいいか。

待つ間、深海のような、宇宙のような音楽が流れる。

 

公演が始まった。いつもと感じが違う。髪が短くなっていたけど、容姿だけではない。

その秘密は技術的なものだけではなくて、鬼束ちひろさんが発するものが違う。

個人的に何かあったのかな。最後の方にMCで前日の大阪の地震のことに触れられ、次に歌う曲は地震に遭われた方たちを勇気づけるために、ということで「VENUS」を歌われた。(先日の大阪の公演では、その曲のところはお祖母様を偲んでの曲を歌われたそう。)地震のための募金も呼びかけられたので、帰り際にドリンク代の釣り銭を募金した。officialのtwitterではその後、募金の経過を丁寧に公開されていた。

彼女の歌、「CROW」で「この鎧は重すぎる」という歌詞がある。その意味を噛み締めたい気がした。

 

ナタリーさんの記事。