2016年11月4日(金)。
仕事が終わり、時間があるので職場から徒歩で中野サンプラザへ向かう。
バスが通りから出ているのにバスは苦手だ。
ところが一度も通ったところのない道を歩いたので迷う。
ループ状に歩いてしまい元の道に戻った時はがっかりしたやらほっとしたやら。
とりあえずわかる方向へ行こうと歩く。
見知った道へたどり着いた時は安堵した。
結局地下鉄を一駅乗る。
会場で着席したのは開演5分前。
寒いはずがしっかり温まった。
中野サンプラザのコンサート、前回2年前と前々回3年前、当時仕事は何をしていたかとか追憶していた。
席は17列目。真正面で十分見えた。
表情が見えるギリギリの距離。
今回は鬼束さんの歌唱が安定しているように思えた。
想像でしかないが迷いが消えた?
多くの曲を聴き、ああたくさん繰り返し聴いた、
その曲を生歌で聴けることの幸せをかみしめた。
一番「call」が身に染みた。
ささやくような、今までに聴いたことのないようなこの曲の歌唱。
心に染みわたる。
舞台の転換は何もなく、全曲を畳み掛けるように歌い終えられた後、
出演者全員でお辞儀をされて手を振って退場。
アンコールはなし。
お辞儀の時の「礼(れい)」が、歌唱以外の唯一の発声だった。
夾雑物は一切入れない潔さ。
魂を込めたステージだった。
★ Thank you for coming★@onitsukachihiro @halohtogashi @cellodol @ippiqui &ALLSTAFF pic.twitter.com/KTPlA0ePyg
— 鬼束ちひろ (@onitsukachihiro) 2016年11月4日