ずっと著作を読み、CDを聴いていた千住真理子さんの演奏を初めて聴くことができた。(遠い世界のことだと思っていた。)
2017/11/11(土)
会場府中の森芸術劇場 どりーむホール (東京都)
2曲めでご登場。ピンク系のドレスにシルバーの靴。姿を追い続けるよりも目を瞑り、耳を働かせて音を聴いた。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 ホ短調作品64が終わり、アンコールでバッハの曲を独奏された。その時の曲名紹介の声だけが彼女の唯一の発声。笑いながら歩く姿にお茶目な姿を見出した。
休憩を挟み、ベートーヴェンの交響曲第三番変ホ長調 作品55 「英雄」の演奏。千住さんのヴァイオリンはなく、残念。
最後にオーケストラがアンコールで、ベートーヴェンのごく短い小品を三曲。
湿度とか気温とか環境、自分の体調の要素がもちろんあるだろうが、演奏の音が澄んで聴こえてよかった。